山陽鉄道5900形 岩崎・渡邊コレクションより 協力:鉄道博物館
特別写真展示は「明治の蒸気機関車」です。日本の至宝「岩崎・渡邊コレクション」から発達史上重要なもの、設計に特色が強いもの、形態の美しいものを厳選し、もっとも造形的特徴を示す真横に近いサイドビュウを優先して展示します。選定・解説は『国鉄蒸気機関車史』『日本蒸気機関車史』の著者・蒸気機関車研究家の髙木宏之さんです。
「岩崎・渡辺コレクション」とは明治末期から大正初期にかけて撮影された機関車写真の集大成で、明治の機関車愛好家・渡邊四郎と岩崎輝弥の両氏が、写真師・小川一真氏を伴って全国を回り3,000点超える写真が残されています。
写真は所蔵されている埼玉・大宮市の「鉄道博物館」の図書室で予め選定した機関車の表をもとに複写のカードをチェックする髙木さん。時間をかけて40点の写真をセレクトしました。この展示は会場入口を入ってすぐに展示いたします。